- 子供が補助輪なしの自転車になかなか乗れない。
- そろそろ練習しないといけないけど親が付き合うのは大変そう。
私もこの悩みを持っていました。やっぱり自転車に乗れるようになるには、親が自転車の後ろを持って、一緒に走るのかなーって。
でも我が家では、
- 親の練習の付添不要
- 子供も痛みをこらえての練習不要
わずか17秒で、6歳の息子が補助輪なしで自転車に乗れるようになりました。
何をどうやれば17秒で自転車に乗れるようになるのか? 我が家で行っていたことをまとめます。
もくじ
子供が使っていた道具
まず、息子が補助輪なしで自転車に乗れるようになるまでに使っていた道具です。店舗でも通販でもどこでも買えます。
ストライダー
息子にストライダーを与えたのは、1歳の終り頃です。買う当時は、「へんしんバイク」のようなペダルを外せるタイプの自転車と迷いました。
ただ、ストライダーの方が軽かったのと、自転車に乗れる5~6歳でまた自転車を買い替えなくてはいけないため(※へんしんバイクは6歳まで)、「へんしんバイク」よりもお安いストライダーにしました。
息子が自転車に乗れるようになった今では、下の子がおさがりで乗り回しています。
ヘルメット
自転車とヘルメットはセット。と子供には体で覚えさせます。子供の命に係わるものですので、安心安全のSG規格合格品から選びました。
補助輪付自転車
ごくごく普通の、どこにでも売っている補助輪付自転車です。
ストライダーのサドルを限界まで上げても脚が余ってしまうため、ストライダーを強制卒業して補助輪付自転車に買い換えました。
5歳で、18インチのサイズです。
これら3つが、自転車に乗れるようになるまでに使ったものです。
次に、「やったこと」をまとめます。
17秒で自転車に乗れるようになるまでにやったこと
1.ストライダーにガンガン乗せる
とにかく乗せてました。公園に行くときはストライダーを常に持参。ストライダーは3キロとかなり軽く(※へんしんバイクは5.3キロ)どこへ行くときも片手で持てました。
30秒しか乗らなくても、とにかく傍においておく。気が向くとまた乗るので、せかしたりせずとにかく待つ。
すると3~4歳頃には両足を地面から離してカーブをしたりと、バランス感覚がかなり付いてきました。
2.途中で補助輪に変わっても焦らない
ところが、5歳になると身長がぐんと伸び、ストライダーよりも体が大きくなってしまいました。
そこで補助輪付自転車を買って、補助輪を外して乗せてみたのですが…「重い!」と乗りません。外した補助輪をまた付けて、ガラガラ音をたてながらウキウキと走る息子を見つめることに。
と、当時は思っていたのですが、この「ストライダーに乗ったことがある」「ペダルをこいだことがある」「自転車って楽しい!」というこの3つの経験は消えることがありません。実は、この経験が後々生きてきます。
3.自分で補助輪外そうかなというまで待つ
親が無理やり外すと嫌な気持ちにしかならないかな、と思って、自分で外すというまで放っておきました。
が、親が言わなくても、年長さんになると近所の子供たちがぞくぞくと補助輪を外し始め、息子は「あれ~?まだ補助輪付けてるの~?」と言われるようになりました。
周りがどんどん補助輪なしになっていくと、息子も「これは外したほうがいいのかも」と思い始めたようで、「補助輪はずそうかな~」と言い出しました。
4.ここがポイント!「乗ったらギュン!ってペダルを踏む」
実は、この最大のポイントを教えてくれたのは、近所に住む5歳の友達です。
息子が友達の自転車を借りて、「どうやって乗るの?」と聞くと、その友達は
「乗ったら、ギュン!ってペダル踏むんだよ!そうすると進むよ!」
とたった一言教えてくれました。
- 既にストライダーでバランス感覚の付いている息子。
- 既にペダルをこぐと進む、という経験を身につけている息子。
- 何よりも「自転車大好き!」という気持ちがあふれ出ている息子。
この3つの経験が、17秒の間に結びつき、「ギュン!」っとペダルを踏みこんだ息子は自転車に練習無しで乗れるようになりました。
まとめ:17秒で自転車に乗れるようになるには?
以上が、息子が17秒で自転車に乗れるようになった顛末です。
親は指一本も手だししていません。自転車の後ろを持って走る、という親あるあるすら経験しませんでした。
これらの経験をまとめると、このようになります。この理論は息子だけなのかどうか、現在2歳の下の子にも試して検証していきます。
- ストライダーにガンガン乗せる
- 途中で補助輪になっても焦らない
- 自分から補助輪を外すというまで親は口出ししない
- 最初の一歩を「ギュン!」って踏み込む