我が家には細長いスリット窓が3つあります。北西に面しているので夏場だけ夕方の日差しがキツくなります。
しかも幅が30センチ以下、という細い窓なので、30センチ以上の幅が多い既製品はほぼはまりません。
なので、節約を兼ねて、自分でスリット窓の日よけカーテンを自作してみました。
材料と作り方
今回作成したカーテンはこんな感じです(夕方に撮影)。
夏場の西日をさえぎりつつ、かつ圧迫感無く光と風を取り込める柔らかい布地。
昼間はここからキラキラした柔らかい光が入ってくるのでお気に入りです。
我が家のスリット窓は内寸が27センチ(幅)×90センチ(高さ)なので、これにあてはまるものを3つ作りました。
材料(ダイソーで入手)
▼ハーフのれん シースルー柄▼
- 価格:200円+税
- サイズ:約 幅43.5cm×長さ120cm
- 素材:綿50%・ポリエステル50%
- 発売元:大創産業株式会社
- 製造国:インド
- JANコード:4549131377439
▼伸縮式突っ張り棒 2本 ホワイト▼
- 価格:100円+税
- サイズ:約 ポールの太さ8mm/10mm×長さ21cm~33cm
- 耐荷重:約 1~2.5kg
- 素材:スチール・塩化ビニル・硬鋼線・ABS樹脂
- 発売元:大創産業株式会社
- 製造国:台湾
- JANコード:4549131113570
材料はダイソーで入手したこの2つだけ!
窓一つ分のコストが300円、3つ設置しても900円! という破格のコスパの良さです。
作り方
1:今回使うのれんは120cmとかなり長いので、窓の高さ+5センチほどの長さのところで、ざっくりとカットしました。
のれんなので、上には突っ張り棒を通す穴は既に開いています。なので、縫うのは「カーテンの下」の1か所だけです。手軽!
縫う幅は、「突っ張り棒が入る太さ」です。
2:カーテンの下にも突っ張り棒を入れてカーテンの固定が出来るように、突っ張り棒が入る幅に折り返して縫います。
※突っ張り棒を入れないタイプにするなら、もっと幅は狭くて良いです。
3:あとは上下に突っ張り棒を通して…
4:出来上がりです(所要時間15分)!
100均で作ってみて感じたメリットとデメリット
今回ダイソーの商品を使ってシースルーのカーテンを作ってみました。
ダイソーの手芸コーナーだけで選ぶのではなく、インテリアコーナーの「のれん」や「カーテン」の生地も選択肢に入れることで、好みのものが手軽に出来上がります。
作りながら感じたメリットとデメリットはこちらです。
■メリット■
- 何よりも安い!
- 既製品には無いサイズも自由に作れる
- 突っ張り棒を使うことで簡単に設置
- のれんを素材にした場合、縫う場所も1か所のみで済むので、短時間で仕上がる
■デメリット■
- やっぱり既製品には劣る
実は、デメリットはそれほど感じませんでした。
と言いますのも、今回自分の作りたかったものが「ちょっと差し込んでくる西日を避けられる日よけ」だったので、ロールスクリーンやブラインドのようなハイクオリティなものは求めていませんでした。
ロールスクリーンや厚手の素材で窓を完全に塞いでしまっても、光と風が入ってこなくなるので困る…と思っていたところに、今回のシースルー素材に出会えたので幸いでした。
現在はカーテンの下も突っ張り棒で固定していますが、夏になって風が恋しい季節になったら下の突っ張り棒を外し、風になびく仕様にするつもりです。