この記事では、「子ども科学電話相談にはどうやったら出演できるのかな?」とお悩みの方向けに、「子ども科学電話相談」に出演するためのコツをまとめていきます。
ちなみに我が家では、このやり方で長男が複数回出演して質問できました。かなり貴重な経験をさせていただいたので、方法をシェアしておきます。
※このやり方は、こまこ家独自のものです。かならずしも番組への出演を保証するものではないことをご理解ください。
もくじ
「子ども科学電話相談」に出演する5つのコツ
1:日ごろから子供の疑問を拾う
長男は暇があれば質問してきます。
「なんでスピノサウルスはさかなしかたべないの?」
「なんできょだいブラックホールはぎんがのちゅうしんなの?」
「なんでスーパーマリオ
その場では知っている範囲で答えたり、図鑑を一緒に見たり、ウィキペディアで調べたりしますが、答えきれなかったものは
と言ってストックしておき、「子ども科学電話相談」へのネタとして取っておきます。
いくつかためて置き、たまに見返して面白そうなものを質問用にします。
2:大人の視点を入れない
ここでのポイントは、「質問に関しては、大人の視点を入れない」ということです。
なぜなら、実際に番組で先生と話すのは子供本人だからです。子供の中から湧き出てきた質問でないと、本人にとっても、番組にとっても、面白くありません。
なにより長男は、興味のない事にはほとんど取り組みません。
なので、大人の側で「なんで地球は回っているのかな…不思議だから番組の先生たちに訊いてみようか!」とリードしても、たぶん長男は質問が採用される頃には忘れています(;’∀’)
子どもが自分で不思議だなと思った質問と、大人の側から提示した質問と、子供本人の心に残るのは「自分自身が不思議だなと思った質問」です。
そもそも、
1日に質問ができる子どもは25~30人なので、倍率は約80倍!
倍率が80倍です。
「子ども科学電話相談」は、2019年4月からは毎週日曜日の放送になりましたが、それでもかなりの狭き門と言われています。
このものすごい倍率を潜り抜けるには、大人の凝り固まった質問よりも、子供ならではのユニークな視点からの質問の方が圧倒的に採用されやすいはずです。
先生方もきっと「そうきたか!」みたいな新しい切り口の質問を求めているはずだからです。
なので、我が家も大人が口を出したくなるのをぐっと抑えながら子供に質問させました。結果、担当していただいた先生から「よく知っているね!」と褒められていたので、子供に任せて良かったと思っています。
3:メールフォームからの投稿でOK
「子ども科学電話相談」では番組に電話を掛けないと採用されない…と思われがちですが、番組公式サイトのメールフォームでも採用率は変わらないと思っています。
実際、採用されたのは全てメールフォームから送った質問でした。
※あくまでも我が家の場合です。
わざわざ通じにくい電話で応募しなくても、メールフォームに名前と連絡先、質問内容を分かりやすく書き、必須項目をすべて埋めておけば、番組のスタッフの方は読んで下さいます。
なにより、メールフォームであれば24時間いつでも質問できますので、子供から珍妙な質問をもらったとしても、忘れることなくすぐに送ることが出来ます。
4:電話は当日急にかかってくるので、なるべく予定を緩くしておく
番組からの電話がいつかかってくるかは、正直分かりません。
我が家の場合だと、応募して数時間後~2か月後と、それぞれの出演時でかなりのばらつきがありました。
質問の集まり具合や担当される先生の専門など、様々な要素で採用されるまでの日数は変わってきますので、気長に待つと良いです。
質問が採用された場合、電話は基本的に「生放送の当日の朝」かかってきます。
その日はどうしても用事があるとか、その時間帯はどうしても無理、と言う場合は出演見送りになります。
なので、電話をいつ受けても大丈夫なように、なるべく予定はユルく組んでおいた方が良いです。
5:指定された時間は必ず空けておく
子どもの出演が決まった場合、電話は2回かかってきます。
1回目の電話(出演打診)
1回目は番組スタッフの方からの出演の打診の電話です。
確認されることは、
- 指定の時間帯で、出演できそうかどうか
- 子供はちゃんと話せるか・質問できるかどうか
この2点です。
1に関してはその日に応募してその日に採用、とかならまだ大丈夫なのですが、応募して2か月経過して忘れていたころに採用、だと結構焦ります(;´Д`)
実際、「だいぶ前(2か月前)にいただいた質問なのですが…本日出演していただくことは大丈夫でしょうか?」と、スタッフの方から打診がありました。家族の都合で断られることもあるのかもしれません。
2に関しては、打診の電話の後に「●●くんに替わっていただいてもよろしいですか?」と促され、子供とスタッフさんとの間でなにやら本番の簡単なリハーサル?のようなものが行われます。
この時のスタッフの方は、たぶんですが「大人との会話はできそうか?」を判断している気がします。
子どもとスタッフの方との電話が終わった後、もう一度親に電話が戻され、本番の流れが説明されます。
この電話の時に「では●時にもう一度お電話させていただきますね」との時間指定があるので、この指定された時間帯を必ず空けておきます。
2回目の電話(本番)
2回目が出演時刻にかかってくる電話です。
この時に、うんちしたいとか、テレビ見たいとか、遊びに行きたいとか言われると詰むので、排除できる要因は全て取り除いておきましょう。
先にスタッフさんとのやりとりがあり、スタジオにつないでいただきます。
その後は、子供に思う存分質問してもらい、先生とのやりとりを楽しんでもらいます。
番外編:出演中気を付ける事
出演して分かったのですが、気を付けることが2点あります。
まず、家でかかっているラジオは消します。
子どもと先生との電話中に家庭でのラジオの音が収録されて、放送時に音声が二重になってしまうことを防ぐためです。
それから、小さい子がいた場合は極力隔離します。
言わずもがなですが、電話している本人にちょっかいを出すなどして、番組の進行が妨害されるのを防ぐためです(;´Д`)
我が家は2歳になる電話好きの妹がいるため、この点が非常に困難でした。兄が先生と電話で話していると、「私も私も!」と言わんばかりに兄に向って突進しようとしていました。
なので、本番中は妹を別室に隔離し、おままごとで遊んでいました。
出演中の子供の様子は全く分かりませんでしたが、「子ども科学電話相談」には公式ページに聞き逃し配信があるので、問題ありませんでした↓
後で親戚や知人と聞いてニヤニヤできます。
「子ども科学電話相談」に出演する方法まとめ
- 子どもの疑問を常に拾う
- 大人の視点を入れない
- メールフォームからの質問でOK
- 電話は当日急にかかってくるので、なるべく予定を緩くしておく
- 指定された時間は必ず空けておく