夫婦で仲良く暮らすことは、発達障害・健常者問わずなかなか大変なことだと思っています(;´Д`)
我が家の場合は、夫がADHDのため
- 言われたことをすぐ忘れてしまう
- 物事の優先順位をつけることが難しい
- 臨機応変な対応が求められる場面が苦手
などの特徴があります。
まだまだ試行錯誤中の夫婦ですが、歌ったり踊ったりできるくらいまでにはなじんできました。
「発達障害(ADHD)のパートナーと仲良く過ごしていけたらいいな」と思っている方へ向けて、我が家なりのコツをまとめてみました。
私が心がけている3つのこと
1.伝えたいことは2回以上言う
夫はADHDの特徴のうち、「注意欠陥」の症状が強く出ているため、言われたことを忘れやすい、という特徴があります。
そのため、大切なことは時間を置いて2回以上伝えることでカバーしています。
仕事に関係することなど、本当に忘れてはいけないことは、紙やホワイトボードに大きく書いて、目立つ場所に貼っておいたりもします。
このメモは当人が朝「絶対に目にする場所」 に貼るのがコツです。本人の意識に無い場所だと、例え超拡大コピーしたとしても気づかない場合があります。
2.一つずつ伝える
夫は家事や育児をかなり行ってくれています。子供たちの朝ご飯やお弁当を作ったり、お皿も洗ったり、着替えさせたり…とやる気はみなぎっています。
ですがタスクが多くなってくると、優先順位をつけることが苦手な夫はフリーズすることがあります。
これに関しては、これは私側の意識を改めました。
例えば朝、上の子が先に起きていて、私が下の子に授乳していて動けない。
夫は寝起きでぼんやりしている…時に、
と、脳内で思っていたとしても、
などと夫に伝えてしまうと、彼が混乱するのは明らかです。
なので、同時に2つ以上のタスクはお願いしない、ことはお互いの幸せのために、自分の中で決めています。
洗濯機のスイッチがオンになったら、そこで次のタスクをお願いします。
授乳が終わったら、私も合流して一緒に準備です。こんな感じで、一つずつ進めています。
3.あせらない
夫は、興味のあることに関しては、ものすごい集中を見せます。
そのため、夫が何かに取り組んでいる時は、彼のペースに任せる必要があります。
例えば今、Bluetoothの同期が上手くいかず、夫が私の代わりにやってくれているのですが、かれこれ30分程頑張ってくれています。
その前にお願いしたお皿洗いは途中で止まっています(^^;
けれど、ここでお皿洗いに手を出すと、夫の中に、
という葛藤が生まれてしまいます。
その結果、優先順位をつけることが苦手な夫にとっては
- Bluetoothの同期
- お皿洗い
と、やるべきタスクが2つになってしまい、混乱させてしまうことになります。
なので、私も見ないふりをして、ただ待ちます。
待ちます…が、私が待ちきれなくなったときや、その後に予定が控えている時は一旦強制終了です(^^;
まとめ
他にも心がけていることは数多くありますが、「不注意型が優位のADHDの夫」と暮らす、「我が家流」の3つの心がけでした。
発達障害の家族と暮らすために、こちらも参考にしています。